
お子さんがフリースクールなど学校以外の場所で過ごしているご家庭にとって、利用料の負担は気がかりなことのひとつだと思います。
神戸市では2026年度から、フリースクール等の利用料の一部を助成する制度が始まっています。次回の申請受付は2026年12月15日からの予定です。この記事では、神戸市の公式ページ(2026年10月7日時点)をもとに、制度のポイントを保護者の方向けに整理しました。
どんな制度?
神戸市在籍の不登校のお子さんがフリースクール等の民間施設を利用している場合に、ご家庭が支払った利用料の半額を市が助成する制度です。
- 通所型の施設:月額上限2万円
- オンライン型の施設:月額上限1万5,000円
対象になるのは2026年4月1日から2027年3月31日までの利用分です。なお、入会金、体験費用、教材費、交通費、校外学習などの体験費、食事代などは対象外とされています。
対象となるご家庭の条件
神戸市の公式ページでは、次のすべてに当てはまる保護者の方が対象とされています。
- お子さんが神戸市立の小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校に在籍している
- フリースクール等での活動が、在籍校で「出席扱い」として認められている
- 神戸市が認定した施設(認定施設)を利用している
- 同じ費用について、ほかの助成を受けていない
特に大切なのは、「出席扱い」になっていることと、「認定施設」を利用していることの2点です。出席扱いは自動的に認められるものではなく、最終的な判断は在籍校となります。どの施設が認定施設かは、神戸市のホームページで公表されている一覧で確認できます。
申請のスケジュール
申請は、神戸市のオンライン申請システム「e-KOBE」で行います。事前にe-KOBEのアカウント登録が必要です(以前に利用したことがある方は不要です)。
- 2026年4月〜7月利用分:受付終了
- 2026年4月〜12月利用分:2026年12月15日〜2027年1月末(予定)
- 2027年1月〜3月利用分:2027年3月15日〜4月中旬(予定)
12月からの受付は「4月〜12月利用分」とされています。夏の受付に間に合わなかった方も、条件を満たしていれば、この機会に申請できる可能性があります。詳しくは市の公式ページでご確認ください。
準備しておくとよい書類
- フリースクール等の利用に関する契約内容がわかるもの(契約書など)
- 利用した日付・期間と支払い金額がわかるもの(領収書など)
- 助成金の振込口座
12月の受付開始までに、領収書などを手元にそろえておくと安心です。
まずは在籍校との相談から
この制度を使うには、在籍校での「出席扱い」が前提になります。まだ学校とその話をしていない場合は、担任の先生などに相談するところから始めてみてください。
フーワリーでは、在籍校との連携として、出席扱いのご相談や書類準備のお手伝いをしています。「うちの場合はどうなるのか」「学校にどう切り出せばいいのか」など、整理しきれていない段階でもかまいません。保護者の方だけのご相談もお受けしています。お問い合わせは info@locusin.org までどうぞ。
助成の対象や申請手続きの詳細は、神戸市教育委員会事務局 児童生徒課が窓口です。
まとめ
費用のことは、なかなか人に相談しにくいものです。使える制度があることを知っておくだけでも、選択肢が少し広がるかもしれません。焦らず、ご家庭のペースで確認してみてください。
※この記事は、2026年10月7日時点の神戸市公式ページの情報をもとにしています。最新の情報や詳しい条件は、神戸市「フリースクール等利用料助成制度」のページでご確認ください。

