家で過ごす時間をどう支える?不登校中の生活リズムと保護者の心構え

明るい教室の木目の机に、ポットとマグカップ、果物と小さな植物

お子さんが学校に行きにくくなり、家で過ごす時間が増えると、保護者の方は「昼夜が逆転していないかな」「このまま家にこもってしまわないかな」と、毎日のように気になるものです。

この記事では、不登校中の家での過ごし方や生活リズムについて、保護者の方ができる小さな工夫と、心構えを考えます。「こうしなければ」ではなく、「できそうなことを少しだけ」という気持ちで読んでください。

まずは「整えなければ」と焦らなくていい

不登校の間、生活リズムが乱れることは、決して珍しいことではありません。夜に起きていたり、朝になかなか起きられなかったりすることもあります。

でも、生活リズムを無理に直そうとすると、かえって親子の関係が緊張してしまうことがあります。まずは、お子さんが今、心と体を休めている時期かもしれない、と考えてみてください。

ただし、眠れない状態や、食事がとれない状態が長く続くなど、体調面で心配なことがあるときは、一人で判断せず、かかりつけの医師など専門の方に相談することも大切です。

睡眠や食事のことが気になるのは、お子さんの健康を思う気持ちからです。ただ、「毎日ちゃんとしなければ」と思いすぎず、できる日にできることをするくらいの距離感が、親子ともに楽になることもあります。

家庭でできる、小さな工夫

大きな変化を目指すのではなく、日々の小さなことから始めてみましょう。

  • 朝にカーテンを開けて、光を入れる
  • 食事の時間を、ゆるやかにそろえてみる
  • 好きな飲み物や音楽など、ほっとできる時間を一緒に楽しむ
  • できる範囲で、ちょっとしたお手伝いをお願いしてみる

どれも、「やらせる」のではなく、「そっと用意しておく」くらいの気持ちで十分です。できなかった日があっても、責めないでください。

また、お子さんが「ちょっと外の空気を吸いたい」と思ったときに、夕方や人の少ない時間帯に散歩に出てみる、というのもひとつの方法です。誘うときは、断られてもいいという気持ちで声をかけてみてください。

保護者の方の心構え

家で過ごす時間を支えるとき、保護者の方が大切にしておきたいことがあります。

  • ほかの家庭と比べすぎない
  • 完璧を目指さない
  • 自分自身も休む時間をつくる
  • 話したくなったときに、いつでも聞ける準備をしておく

お子さんを支えるためには、保護者の方自身の心の余裕も欠かせません。疲れたときは、「今日は何もできなくてもいい」と自分にも言ってあげてください。

また、気持ちが重くなったときに、話を聞いてくれる人や、相談できる場所があることは、大きな支えになります。

お子さんが家で過ごす姿を見て、「このままでいいのかな」と感じる日もあるでしょう。そんなときは、これまでのお子さんの頑張りも思い出してみてください。今は、エネルギーをためている時間なのかもしれません。

家以外にも、安心できる場所を

家での時間は、とても大切です。同時に、家以外にも安心して過ごせる場所があると、お子さんにも、保護者の方にも、気持ちの余白が生まれることがあります。

フーワリーは、学校に行きにくさを感じる子どもが、そのままの自分で過ごせる居場所です。過ごし方は本人が選び、ただ、いるだけの日があっても大丈夫です。保護者の方だけのご相談も受け付けています。

家庭だけで抱えようとせず、学校や地域の力も、少しずつ借りていいのだと思います。出席扱いのことが気になる場合も、保護者の方だけでご相談いただけます。ただし、出席扱いは自動的に認められるものではなく、最終的な判断は在籍校となります。

まとめ

家で過ごす時間は、決して「無駄な時間」ではありません。焦らず、お子さんのペースを大切にしていきましょう。

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気になることがあれば、保護者の方だけでのご相談も、お気軽にお問い合わせください。